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薄氷の殺人 [映画]

1999年、中国でバラバラ殺人事件が発生する。容疑者は逮捕されたものの、銃撃戦により死亡、詳細は闇の中。
2004年、その事件を捜査していたジャンは、私生活のダメージもあり、酒浸りの毎日。
しかし元同僚からその事件の被害者の妻の周りでふたたび不審な殺人が起こっていると聞き、独自に捜査をはじめる。

どうでもいいことなのかもしれないけど、主人公のジャン、公式サイトでも映画サイトのあらすじでも警察を退職してることになってるけど、退職なの?異動とか出向じゃないのかなぁ?
まあ中国の公務員のシステムはまったくわからないけど。

一部のシーンを除くとほぼ冬のシーンばかりで、これが寒そうで寒そうで。
普通に野外にスケート場が作れるくらい寒いって・・・タイトルと違って氷、全然薄くない・・・笑
雪が積もっているけどサラッサラ。でも皆平気で自転車やバイクで走ってる。
北国ってこんなものなのかしら?

原題が「白日焰火」。白昼の花火、と劇中では訳されていた。
最後のシーンを考えると、タイトルは白昼の花火のまま公開した方がよかったんじゃないかな、という気がする。

かつての自分をとりもどすかのように、捜査にのめりこむ主人公。
彼が若く美しい未亡人に近づくのは、捜査の為なのか、本当に惹かれているのか。
そのあたりは台詞ではまったく語られず、映像の力で俺は表現してやるぜ!という気迫がスクリーンから伝わってきた。
けれど「このシーン、いらないよね?」というのがあまりに多くて、集中力が途切れてしまうことがしばしば。
枝葉末節が本編をより魅力的に膨らませる寄り道はいいけれど、この映画に関しては邪魔でしかなかったな。

物語の見せ方も、最後はちょっとしたどんでん返しがあるけれど、これで終わり、という雰囲気を出しつつ付け足されるので、大事なオチのはずが何故か蛇足に見えてしまうという。笑
もう少し、語り口に工夫が必要かと。
けれど全編を貫く寡黙な台詞と雄弁な映像、カラカラに喉が渇くようなミステリーは十分に楽しめる。

ところで映画館で近くに座っていたおじいちゃん、映画が始まって中国語のテロップが流れ始めたら「ふーん、中国映画か・・・」ってつぶやいてたけど、内容知らなかったの?単に暇だから見に来ただけなのかな?
ずいぶんと優雅だなぁ、と感心してしまったよ。

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